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今回の評価については執行部でまとめをしてお伝えしたいと思います。
今年度も各中学校区で「校区集会」が催されました。
その中で、情宣部長の参加した二中校区集会についてお伝え致します。例によって情宣部長の備忘録的な面もありますので、文章は粗いですがご勘弁を。また、他の中学校区のレポートありましたら情宣部長までお願いします!鋭意掲載していきます!メールでもいいしコメントでも結構ですのでよろしくお願いします
(この項、「書きかけ」です。時間のあるとき加筆いたします。)
「子どもにとって大切なもの」
講師:庄司真人さん
11月16日(日)、10:00~12:00
彼方小学校
二中校区集会
「子どもの権利要求実現富田林市民実行委員会」主催
連絡先 富田林市職員労働組合 0721-25-1973
2008/11/16 / 10:05:20
2008/11/16 / 11:38:16
11月21日(水)午後7:00より、
南教組・青年部学習会11月例会
「楽しく図工をしよう!」
がすばるホールで行われました。
講師はお知らせしていた通り、源当 均先生です。
参加人数が少ないこともあって、
「まず、どういうことを聞きたいかな。一人ずつ言ってくれる?」ということから。
自己紹介も兼ねて一人ずつ話していきました。
「この絵を見て、感じることはどんなこと?」
「この絵は、ただ描かせているだけではなくて、ちゃんとカマキリを採ってこさせて、飼わせて、観察させて、そして話し合わせてるよね。虫の動きを動作化させたりして。」
「カマキリが棲んでたところの草をとってきて、瓶にさして、グループで。遠近が出るように、重ならないように。」
「のびのび描かせたかったから、パスで。」
「黒はキツイ色やから、なるべく使わない。こげ茶くらいがいいんとちがうかな」
「やっぱり、作品を家に持って帰って、飾ってもらいたいね」
「高学年でも、クレパスは、使っていいというか、どんどん使うべきやと思うのよね。あと、クレパスの色数12色じゃなくて、もっとあった方がいいんとちゃうかなー、って思う。少なくとも30色くらいは。」
「果物描いて、描いたら食べれるよ~、と。あと、クレパスは指でのばせるから。」
とにかく図工の知識や経験に乏しい我々からすると目から鱗の話ばかり。
源当先生に弟子入りしたくなりました
「とにかく、図工もそやけど、教科の学習って、好きになってもらうのも大事やし、それを通して会話して、お互いの関係を深めていく、仲良くなっていく、それが大事なんとちゃうかな~、て思う」
「図工の評価するとき、ねぇ…。評価するとしても、それは自分の指導がどうだったかにかかってくるからね」
大ベテランにして、自分でも普段から絵を描くこと、
仲間とつながりあうことを大事にしている謙虚な「源さん」
の話を聞けた我々は幸せでした。
もっと人数集めるの努力しますので、
またぜひ講師役をお願いしますね源当先生
ありがとうございました
今年度も各中学校区で「校区集会」が催されました。
その中で、情宣部長の参加した二中校区集会についてお伝え致します。例によって情宣部長の備忘録的な面もありますので、文章は粗いですがご勘弁を。また、他の中学校区のレポートありましたら情宣部長までお願いします!鋭意掲載していきます!メールでもいいしコメントでも結構ですのでよろしくお願いします
「親と子どもの家庭でのかかわり方」
講師:葛目巳恵子さん
11月18日(日)、10:00~12:00
川西小学校図工室
二中校区集会
「子どもの権利要求実現富田林市民実行委員会」主催
連絡先 富田林市職員労働組合 0721-25-1973
「骨を埋める」覚悟で、生活指導担当を今年も担当しているという葛目先生。
まずもってその明るい語り口調、バイタリティに圧倒されました
まずお話されたのがモットーは著書の題名でもある
「悪い子なんておれへん」ということ。
~悪いことをする子はいるが、悪い子はいない~
春休み、電話がかかってきて「先生は今、子どものことをどう思いますか?今普通の子がキレるっていうけど、どんなふうにお考えですか?」って聞かれたんですね。で、私は「普通の子とか普通の子でないって言い方はおかしい」と。「普通もいい子悪い子もない。子どもは悪いことをする。いろいろいたずらもするし、万引きもする。せやけど、悪いことをする子どもはいるかもしれへんけど、悪い子はいてへんのや」って、こういうふうに言ったんですね。で、「子どものすることや言うことはには、必ず訳がある」って答えたんです。
【葛目巳恵子 著「悪い子なんておれへん」より引用】
葛目先生の勤務校は10年前、NHKスペシャルで採り上げられました。
当時は「学級崩壊」という言葉がマスコミを中心に独り歩きを始めた頃。
反響はすさまじく、
「小1やそこらの子どもをきちんとさせられへんとはどういうことや!」
という、教師を非難する内外の声も多かった中、
「困難な状況の中、逃げずに必死で頑張ってくれてる先生方がいる学校を誇りに思う」
という、保護者会でのあるお父さんの言葉に救われ、職員一同涙した、というお話には、同じ教職に携わる者として、目頭が熱くなりました。
情宣部長としても、当時のNHKの放送はよく覚えています。
当時、葛目先生と同じ市内の、状況の似た学校に勤務していました。
モザイクで覆われた映像には決して他人事とは思えなかったし、それでも前向きに奮闘する職員の方々には本当に頭が下がりました。
他にも、印象的な言葉をいくつか。
「『ほんまやったら隠したいと思うようなことやのに、恥ずかしげもなく(うまくいかなかったことを)よう言うなー』と言われることもあるけど、肩書きとか年齢とかそんなん関係なく、思ったことや失敗したことを笑って言えるようにする職場の関係が大事。職場に一緒にいて、信頼があるからそれができる。」
K先生は、「葛目先生と同じ学校に勤務したことがありますが、葛目先生が明るく『何でも言っていいんだ』という雰囲気を作ってくださったので、本当に働いていて楽しかった。あの1年間は今でも忘れられません」とおっしゃっていました。
いろいろなことがあり、職場の同僚性がどうしても希薄になりがちな昨今。私こと情宣部長は30代。若い人たちのためにも、もっと失敗談を笑って話していきたいです
「政治的な、また経済的な面で、子どもの『いのち』が軽視されている」
「私の勤務校では、『お風呂学習』というのを低学年で、地域のお風呂屋さんで、する。年にたった一度の学校でする学習なのに、子どもたちはそれをきちんと身につけていく。そう考えると、家庭学習ももちろん大事なんだろうけど、学校で、みんなでする学習というものの価値や大事さや責任を、再認識した」
「この前、『パッチギ!』で有名な映画監督の井筒和幸さんと話す機会があったけど、『60の定年で辞めたらどっか海の見える別荘で、とか考えてる人は多いけど、僕なんかもう一生映画監督ですよ、ずっと。教師も教師で、60過ぎてもやっぱり教師。60で終わるなんて言わんと、一生苦しみなはれ』て言われました」
「うちの学校の合言葉は『元気に登校、機嫌よく下校』なんです」
…教えるって?教師って?子どもって?という「原点」を改めて考えるきっかけを与えてもらいました。そして、勇気をもらいました。
参加した若い先生の感想
「子どもを育てる、って、本当に素敵なことなんだ、と思いました」
7月25日(水) 午後6時よりすばるホール(富田林市)において
学習会『子どもの発達について知ろう』でした。
現在はご退職され、再び大学で子どもの発達について学んでいらっしゃるF先生が講師でした。
始まりは、「ヴィゴツキーの理論」(最近接領域)について。
以下レジュメ引用です。
子どもが一人での問題解決が可能な発達水準と大人や仲間の援助のもとで問題解決をするときの発達水準の間のズレをさす。最近接領域の視点から子どもをとらえると、従来の知能テストや学力テストでとらえる能力観とは違う視点から子どもを評価することができる。ある課題を解決するために自分に不足している知識や技能をいかに他者からうまく引き出し、協力関係を結ぶことができるかが最終的な問題解決に役立つのであり、知識や技能を独り占めするのでなく、共有できることの方がはるかに大切になる。そして実際、職場や地域活動などの成人して後の現実的な社会生活では、そのような社会的相互交渉の能力が高く評価されているし、必要なことである。
ここからはやはり「自分の学びたいことをひたすら個人で追求」するようなことを重視する授業か、
「友達と学び合い、教え合い、協同する」ようなことを重視する授業か、特に公立学校ではどちらが大切なのかを教えてくれているような気がします。
それからはピアジェの理論を援用しながら、ご自分の養護学級担任の経験と、今大学で学び直してらっしゃる内容とを結びつけて、とても具体的に教えていただきました。
個人的には、参考文献が気になりました。以下、備忘録的に。
十数年前に京都にワークショップに行った國分康孝先生の「育てるカウンセリング」の話だとか、「精神科医の子育て論」(服部祥子さん)
夏休みでないとじっくり考えにくい「発達」の話。読書に勤しもうと思いました。