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明日19日は青年部学習会です。
title:明日は青年部学習会
明日は第三水曜日:青年部学習会の日です。今回は先日の南教研で講演があった学力研について学びます。授業づくりに参考になる内容です。七時からすばるホールです。みんなで参加しましょう。
明日19日1900@すばるHです。
以前にもお伝えしたようにとてもためになるし、おトクだし、近い場所!
みなさん参加しましょう!!
前記事で「’07富教組定期大会」をお伝えいたしましたが、今回はその舞台裏です。
夏に入って各分会長のみなさんと共に臨んだ対市交渉後すぐ、執行部では大会の準備を始めました。
8月2日(木)に執行委員会を開いて予定を立て、それぞれ分担して原稿執筆の宿題を持ちました。
その後3回夏季休業中に執行委員会を開き、議案の推敲を繰り返しました。
夏季休業中最終の9月1日(土)の作業のスナップがこちら
2007:09:01 14:48:27
前情宣部長のM先生に拡大コピー機の使用法を伝授していただきました。会場の両サイドの垂れ幕はここで作成されたわけです。休日のところありがとうございました!
2007:09:01 15:45:45
南教組事務局で、執行委員がそれぞれの仕事に取り組んでいます。
(なかなかがんばってるでしょ)
スナップはありませんが、原稿訂正に印刷(ずれて苦労しましたねぇ…(T_T;))、原稿折り、等々、、、。
執行委員全員の奮闘がありました。
そして9月4日(火)の分会代表者会議(すばるH)
大会当日の調整を行い、
当日の9月8日(土)を迎えたわけです。
こういう下準備をしてきただけに、大会の成功は何よりうれしいものとなりました。
あらためてみなさんのご協力に感謝いたします。
m(__)m
9月8日(土)9:30よりすばるホールにて、富田林市教職員組合2007年度定期大会が行われました。
すばるHは基本的に9:00からしか開かないため、執行部は集合8:50、そこから開始時刻の9:30までにいそいそと会場設営するのでありました。いすやテーブル、垂れ幕、マイク等々、準備完了したのは9:30ぎりぎり。準備にご協力いただいた先生方、ありがとうございました!
開始前の執行部役員。準備も完了して、ホッとしているところです。
この後、少しおして9:40大会開会でした。
議運選出・確認、議長選出、議事日程提案・承認と進み、執行委員長挨拶でした。
この後来賓(南教組・川西小O先生)挨拶と続き、前年度運動総括・運動方針案提案、予算案提案、討論と進みました。
さまざまな経験に基づいた各先生方のお話からは、明日からの元気をもらいました!ありがとうございました。
特に、トリを飾ってくれました、現役最後の年を迎えた葛城中Y先生の発言。感慨深かったです。
そして、前日の阪神タイガースの試合になぞらえて、
「コツコツと桜井なんかの若手の単打で点を取って、最後にはベテラン桧山のホームラン。組合活動もそう、若いみなさんを組合に迎えて、最後にはベテランの活躍で逆転ホームランを打ちましょうよ!」
と討論のまとめをしめた執行委員長。勇気のわく、素敵な言葉でした。
そして第2部レセプションへ。
みんなで協力してイスを片付け、丸テーブルを出して会場設営です。
オーボエとピアノの優雅な音楽を聴かせてもらいながら、会食です。
レセプションの司会はもうおなじみ、ボウリング大会のときと同じく高辺台小F先生でした。チョコチョコと挟み込まれるおもしろトーク。和みました~(^^)
そしてこの一年間で新しく組合に加入いただいた先生方へ花束贈呈。
「以前からから組合には興味がありましたが、入るタイミングをのがしてきてしまいました。ここをのがしたら入るタイミングはもうないかもしれない、と思って産休・育休明けの今回、組合員の先生に声をかけさせていただいて、加入しました」という小金台小M先生の言葉が印象的でした。
そして第2部もお開き。
会場片付けもみなさんにお手伝いいただいて、最後に執行委員で簡単に反省会。
成功したことを喜び合いながら、これからもっと組合員に呼びかけていく具体な手立てを考えよう、と話し合いました。
今回の大会も成功させることができました。
参加いただいた先生方、ありがとうございました!
明日からまた、共にがんばりましょう!!
最後に、今大会の大会宣言を掲載しておきます。
大会宣言
強大な富教組を築き、平和憲法の改悪を阻止し、
子ども参加、父母・地域との共同による
学校づくりをすすめよう!
「集まれば元気、語り合えば勇気」のスローガンのもと、今年もわたしたちは、富田林市教職員組合の全員大会を成功させました。
今年度の大会は、全員大会が始まって以来、最大の新しい仲間の組合員を迎えての大会となりました。息つくひまもないほど多忙な仕事に追われながらも、「様々な人と出会い、学び合って教職員としての力を高めたい」という若い教職員、「わたしたちの権利は長年の組合のたたかいでかちとってきたもの」という子育て真っ最中の教職員、「団結の力で職場をよくしたい」という厳しい職場の教職員など、教職員組合に対する期待はますます高くなっており、組合員拡大の条件も広がっています。
今年度の定期大会は、情勢からみても、歴史的な大会となりました。
昨年十二月、政府与党は、数々の問題点を不問にしたまま、慎重審議を求める国民大多数の声に背を向け、教育基本法改悪法案を強行可決しました。「教育の憲法」としての重みを持ち、民主教育の拠り所であった教育基本法の改悪は、戦後教育史に最大の汚点を残す暴挙です。
また、今年の五月には、「9条改憲」をめざす改憲手続き法(国民投票法)と改悪教育基本法の具体化をはかる教育三法が強行可決されました。
しかし一方で、七月に行われた参議院議員選挙では、自民・公明党が歴史的敗北をしました。これは、強行採決の繰り返し、貧困と格差の拡大、年金や閣僚の不祥事などに対して、国民がきびしい審判を下したものです。今の政権党の枠組みでは、日本の前途がないと国民が判断した結果です。にも関わらず、安倍内閣は、このような国民の声には背を向け、憲法改悪、教育の反動化の手綱を緩めようとしていません。
国家の教育介入を強め、教育に格差と選別を持ち込む「全国一斉学力テスト」が実施され、教職員や学校を戦争する人づくりに服従させる「評価・育成システム」の賃金リンクや、「首席」「指導教諭」も職場に導入されています。
かつて前教育基本法の制定を準備した教育刷新委員会副委員長であった南原繁氏は、「今後、いかなる反動の嵐の時代が訪れようとも、何人も教育基本法の精神を根本から書き換えることはできないであろう。なぜならば、それは真理であり、これを否定するのは世界史の流れをせき止めようとするに等しい」と喝破しました。憲法と前教育基本法の精神こそ不滅の真理であり、子どもと日本の社会の未来をきりひらく羅針盤となるものです。
富田林市教職員組合は「教え子を再び戦場に送らない」のスローガンを掲げ、一貫して子どもたちと未来、教職員の労働条件改善のためにたたかってきました。わたしたちは、どんな困難があろうとも、憲法と教育の条理に則り、子ども、父母、教職員の側に立ってたたかいをすすめます。
「戦争する国づくり」に反対し、平和憲法を守ろう!
安心と希望の学校をつくろう!
教職員のいのちと健康、くらしを守ろう!
平和・くらし・教育を守る強大な富教組をつくり、力を合わせ、子どもたちに憲法が息づく二十一世紀を手わたす決意を本大会の総意として宣言します。
二〇〇七年九月八日
富田林市教職員組合二〇〇七年度定期大会
1週目は、小学校ならプール指導、中学校ならクラブ活動・対外試合、そしてさまざまな研修に忙しい日々だったように思います。
2週目に入り、明日は8月1日。花火は明日ですね。夏のはじめの忙しさも、少しはやわらいできます。
8月。落ち着いて平和について考えるいい機会だと毎年思います。
今日は南教組事務局にある映像資料についてご紹介します。
主にみなさんの拠出金によって揃えられているライブラリーなのですが、
今日情宣部長がチェックしたのはこの2本。
「かんからさんしん」
(1989年/カラー/アニメーション/1時間18分/原作・脚本:嶋津与志『かんからさんしん物語』理論社刊 プロデューサー:伊藤正昭/本村初枝/田代敦巳 音楽:海勢頭豊 監督:小林治)
太平洋戦争末期、沖縄は米軍の猛爆撃を受け、サンゴ礁の海をみるみる血で染めあげました。津堅島では本土からの応援もなく、最終陣地とされたわずか7・8キロの洞窟に3万の兵士と十数万の民衆がひしめきあっていたのです。
日本兵たちは食物を独占し、さらに避難している人々を追い出そうと射殺したり、集団自決を強要します。守ってくれるはずの日本兵が逆に住民に銃口を向けたのです。もうどこへも逃げ場はありません。
「生きる」ことの意味をサンシンにのせて唄う人々と、沖縄戦の悲惨さがアニメーションによって鮮明に描かれています。
(以上、http://www.awc-jp.com/lineup/kankarasanshin/main.htmより転載)
(またhttp://www.cinemawork.co.jp/distribution_list/animation/kankara.html
http://www.cinemawork.co.jp/cwhp/list/kankara.htmにも紹介)
南教組にあるのは、VHSではなくDVD作品。ノートPCで一気に観てしまいました。
米軍による実写の沖縄戦記録映像もあるのですが、子どもたちにとってはアニメの方がより心に響きやすいのかもしれません。
また、若い先生方にとっては、沖縄に関する近頃のニュースを考えるきっかけにもなるかもしれません。
もう1本は
「映画日本国憲法」
(2005年 日本/監督・ジャン・ユンカーマン)
戦後60年目を迎えた2005年、自衛隊のイラク派兵をきっかけに憲法についての踏み込んだ議論がはじまりました。国内のあまりに性急な改憲への動きを、世界に視野を広げて見つめ直す、それがこの映画の出発点でした。憲法とは誰のためのものか、戦争の放棄を誓った前文や第9条をどう考えるのか。本作品は、憲法制定の経緯や平和憲法の意義について、世界的な知の巨人たちが語った貴重なインタビュー集です。
2005年度第79回キネマ旬報ベスト・テン「文化映画」部門第1位
2005年度日本映画ペンクラブ会員選出ベスト5「文化映画」部門第1位
山形国際ドキュメンタリー映画祭2005「ニュー・ドックス・ジャパン」部門正式出品
(以上、http://www.cine.co.jp/kenpo/about.htmlより転載)
富田林公会堂で聞いた小森陽一東大教授の憲法解説も非常にわかりやすく明快やったけど、この作品は特に日本、あるいは日本人の外側から日本国憲法、特に第9条について語ってくれているインタビュー作品、といえそうです。
ソウルフラワーユニオンの中川敬もこのように書いてます。ていうか、中川敬のこの文章を読んでから、南教組にあるのを知って「!!」と思って観たというのが正直なところ(^^;)
そして帯には吉永小百合さんの言葉が。
「日本が世界一ですばらしい武器を持っていることを知っていますか。それは憲法第9条です。『映画 日本国憲法』をみて下さい。世界一の武器の秘密を教えてくれます。」
以上2本ご紹介致しました。
図書館でいろいろ調べるのもいいですが、こと反戦・平和ということに関する映像資料はかなりの充実ぶりですよ南教組事務局は!
授業で使うかどうかとしても、自分の研修としてもいい作品揃ってます!おすすめです!
7月25日(水) 午後6時よりすばるホール(富田林市)において
学習会『子どもの発達について知ろう』でした。
現在はご退職され、再び大学で子どもの発達について学んでいらっしゃるF先生が講師でした。
始まりは、「ヴィゴツキーの理論」(最近接領域)について。
以下レジュメ引用です。
子どもが一人での問題解決が可能な発達水準と大人や仲間の援助のもとで問題解決をするときの発達水準の間のズレをさす。最近接領域の視点から子どもをとらえると、従来の知能テストや学力テストでとらえる能力観とは違う視点から子どもを評価することができる。ある課題を解決するために自分に不足している知識や技能をいかに他者からうまく引き出し、協力関係を結ぶことができるかが最終的な問題解決に役立つのであり、知識や技能を独り占めするのでなく、共有できることの方がはるかに大切になる。そして実際、職場や地域活動などの成人して後の現実的な社会生活では、そのような社会的相互交渉の能力が高く評価されているし、必要なことである。
ここからはやはり「自分の学びたいことをひたすら個人で追求」するようなことを重視する授業か、
「友達と学び合い、教え合い、協同する」ようなことを重視する授業か、特に公立学校ではどちらが大切なのかを教えてくれているような気がします。
それからはピアジェの理論を援用しながら、ご自分の養護学級担任の経験と、今大学で学び直してらっしゃる内容とを結びつけて、とても具体的に教えていただきました。
個人的には、参考文献が気になりました。以下、備忘録的に。
十数年前に京都にワークショップに行った國分康孝先生の「育てるカウンセリング」の話だとか、「精神科医の子育て論」(服部祥子さん)
夏休みでないとじっくり考えにくい「発達」の話。読書に勤しもうと思いました。