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9月8日(土)9:30よりすばるホールにて、富田林市教職員組合2007年度定期大会が行われました。 
すばるHは基本的に9:00からしか開かないため、執行部は集合8:50、そこから開始時刻の9:30までにいそいそと会場設営するのでありました。いすやテーブル、垂れ幕、マイク等々、準備完了したのは9:30ぎりぎり。準備にご協力いただいた先生方、ありがとうございました! 

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開始前の執行部役員。準備も完了して、ホッとしているところです。

この後、少しおして9:40大会開会でした。
議運選出・確認、議長選出、議事日程提案・承認と進み、執行委員長挨拶でした。

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この後来賓(南教組・川西小O先生)挨拶と続き、前年度運動総括・運動方針案提案、予算案提案、討論と進みました。
さまざまな経験に基づいた各先生方のお話からは、明日からの元気をもらいました!ありがとうございました。

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特に、トリを飾ってくれました、現役最後の年を迎えた葛城中Y先生の発言。感慨深かったです。

そして、前日の阪神タイガースの試合になぞらえて、
「コツコツと桜井なんかの若手の単打で点を取って、最後にはベテラン桧山のホームラン。組合活動もそう、若いみなさんを組合に迎えて、最後にはベテランの活躍で逆転ホームランを打ちましょうよ!」
と討論のまとめをしめた執行委員長。勇気のわく、素敵な言葉でした。

そして第2部レセプションへ。
みんなで協力してイスを片付け、丸テーブルを出して会場設営です。

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オーボエとピアノの優雅な音楽を聴かせてもらいながら、会食です。
レセプションの司会はもうおなじみ、ボウリング大会のときと同じく高辺台小F先生でした。チョコチョコと挟み込まれるおもしろトーク。和みました~(^^)

そしてこの一年間で新しく組合に加入いただいた先生方へ花束贈呈。
「以前からから組合には興味がありましたが、入るタイミングをのがしてきてしまいました。ここをのがしたら入るタイミングはもうないかもしれない、と思って産休・育休明けの今回、組合員の先生に声をかけさせていただいて、加入しました」という小金台小M先生の言葉が印象的でした。

そして第2部もお開き。
会場片付けもみなさんにお手伝いいただいて、最後に執行委員で簡単に反省会。
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成功したことを喜び合いながら、これからもっと組合員に呼びかけていく具体な手立てを考えよう、と話し合いました。

今回の大会も成功させることができました。
参加いただいた先生方、ありがとうございました!
明日からまた、共にがんばりましょう!!

最後に、今大会の大会宣言を掲載しておきます。


 

大会宣言

強大な富教組を築き、平和憲法の改悪を阻止し、
子ども参加、父母・地域との共同による
学校づくりをすすめよう!

 「集まれば元気、語り合えば勇気」のスローガンのもと、今年もわたしたちは、富田林市教職員組合の全員大会を成功させました。

 今年度の大会は、全員大会が始まって以来、最大の新しい仲間の組合員を迎えての大会となりました。息つくひまもないほど多忙な仕事に追われながらも、「様々な人と出会い、学び合って教職員としての力を高めたい」という若い教職員、「わたしたちの権利は長年の組合のたたかいでかちとってきたもの」という子育て真っ最中の教職員、「団結の力で職場をよくしたい」という厳しい職場の教職員など、教職員組合に対する期待はますます高くなっており、組合員拡大の条件も広がっています。

 今年度の定期大会は、情勢からみても、歴史的な大会となりました。
 昨年十二月、政府与党は、数々の問題点を不問にしたまま、慎重審議を求める国民大多数の声に背を向け、教育基本法改悪法案を強行可決しました。「教育の憲法」としての重みを持ち、民主教育の拠り所であった教育基本法の改悪は、戦後教育史に最大の汚点を残す暴挙です。
 また、今年の五月には、「9条改憲」をめざす改憲手続き法(国民投票法)と改悪教育基本法の具体化をはかる教育三法が強行可決されました。
 しかし一方で、七月に行われた参議院議員選挙では、自民・公明党が歴史的敗北をしました。これは、強行採決の繰り返し、貧困と格差の拡大、年金や閣僚の不祥事などに対して、国民がきびしい審判を下したものです。今の政権党の枠組みでは、日本の前途がないと国民が判断した結果です。にも関わらず、安倍内閣は、このような国民の声には背を向け、憲法改悪、教育の反動化の手綱を緩めようとしていません。
 国家の教育介入を強め、教育に格差と選別を持ち込む「全国一斉学力テスト」が実施され、教職員や学校を戦争する人づくりに服従させる「評価・育成システム」の賃金リンクや、「首席」「指導教諭」も職場に導入されています。

 かつて前教育基本法の制定を準備した教育刷新委員会副委員長であった南原繁氏は、「今後、いかなる反動の嵐の時代が訪れようとも、何人も教育基本法の精神を根本から書き換えることはできないであろう。なぜならば、それは真理であり、これを否定するのは世界史の流れをせき止めようとするに等しい」と喝破しました。憲法と前教育基本法の精神こそ不滅の真理であり、子どもと日本の社会の未来をきりひらく羅針盤となるものです。

 富田林市教職員組合は「教え子を再び戦場に送らない」のスローガンを掲げ、一貫して子どもたちと未来、教職員の労働条件改善のためにたたかってきました。わたしたちは、どんな困難があろうとも、憲法と教育の条理に則り、子ども、父母、教職員の側に立ってたたかいをすすめます。

 「戦争する国づくり」に反対し、平和憲法を守ろう!
 安心と希望の学校をつくろう!
 教職員のいのちと健康、くらしを守ろう!

 平和・くらし・教育を守る強大な富教組をつくり、力を合わせ、子どもたちに憲法が息づく二十一世紀を手わたす決意を本大会の総意として宣言します。

 二〇〇七年九月八日
 富田林市教職員組合二〇〇七年度定期大会             

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